Column

2022.05.21

お米を食べると腸内環境が改善するって知っていますか?

古くから日本人の主食として、人々の生活を支えているお米。
糖質オフの流行もあり、なんとなく「お米は太る」と思って敬遠していませんか?
実は、きちんとごはんを食べることが腸内環境を改善する助けになることがあるのです!
知っているようで知らないお米の栄養、きちんと知ってよりおいしく食べましょう。

お米の主な栄養成分

お米は大事なエネルギーの供給源

籾米(もみごめ)として収穫され、籾殻(もみがら)を除いたものが玄米、さらに玄米から糠と胚芽を除いたものが精白米です。
精白米の主成分は70%がでんぷんで、炊飯することで消化・吸収されやすい形に変わります。
このでんぷんが、ひとにとっての大事な栄養素の一つである炭水化物の供給源なのです。

そもそも、糖質って?

ひとが生きるためのエネルギー源となる三大栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質の3つ。
糖質とは炭水化物から食物繊維を除いた栄養素のことで、身体や脳を動かすための重要なエネルギー源です。
たんぱく質や脂質もエネルギー源になりますが、最も体への負担が少なく速やかにエネルギーを生み出せるのが糖質です。

糖質は重要なエネルギー源。
適切な量を摂ることが健康なからだづくりに欠かせません。

ごはんと腸内環境

極端なごはん抜きダイエットにご注意を!

一躍ブームとなった糖質制限ダイエットも手伝って、日本人の米摂取量は減少傾向なのだそう。
減量が必要な人が、食べすぎていたごはんの量を適量にすることは大事です。
ただし、極端にお米を食べない方法をとることは、エネルギー不足によりからだの不調を引き起こすためおすすめできません。

また、お米を食べることが便秘の防止にもなることをご存知でしょうか?
便秘は老廃物が体内に溜まっている状態ですので、腸内環境の悪化に繋がります。
腸内環境を良好にすることは、健康的な生活を送るためにとっても重要です。

お米を食べることで腸の動きが改善する理由は以下の点があります。


水分や食物のカサが増え、腸の動きが良くなる

お米を炊飯するときは、たっぷりの水を使いますよね。
炊飯されたお米は約60%ほどが水分で占められているそうです。
たっぷりの水分は腸の味方。
便をやわらかくし、スムーズなお通じをサポートします。

RICO NICOコラム|お米を食べると腸内環境が改善するって知っていますか?

また、適量のごはんをきちんと食べることで腸内の便のかさ(量)が増します。
腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発化することで便の排泄を促し、腸内環境を良好な状態に導いてくれるのです。

お米を食べて腸内フローラを整えるには

ごはんを適量食べることは、腸の動きを良くしてくれます。
食べすぎにさえ注意を払えば、お米が悪者になることはありません。
食物繊維を効率よくとれるように工夫すると、さらに腸活を応援してくれる味方になってくれますよ。

雑穀や玄米で食物繊維をプラス

白ごはん、雑穀ごはん、玄米ごはんそれぞれ150g(お茶碗1杯分)の主な栄養価は以下の通りです。

RICO NICOコラム|お米を食べると腸内環境が改善するって知っていますか?白ごはんよりも雑穀ごはんと玄米ごはんのほうが食物繊維量が多いことがわかりますね。
※雑穀ごはんについては混ぜ込む雑穀量によって栄養価数値は変わりますのであくまでも目安の数値です。

食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラを良好に保つお手伝いをしてくれます。

RICO NICO 真鯛の十六穀米リゾットのご案内

RICO NICO の Chef's Deli には雑穀米をフレンチチェフの腕前でおいしく楽しめるリゾットがラインナップされています。

リゾットは、以下のオンラインショップで販売しています。

公式ショップ Amazon 楽天市場

 

真鯛の十六穀米リゾット

リゾットは十六穀米を混ぜ込み、白米にはない食物繊維やミネラル類をプラス。
ふっくらと火入れした真鯛を混ぜあわせれば、より風味豊かな味わいに。
真鯛、えび、野菜のソテーと一緒に食べる、ちょっぴり贅沢なリゾットです。

 

魚介のトマトリゾット

海老やイカ、3種の貝類のソテーをセットにした、目にも華やかなトマトリゾットです。
自家製トマトソースのうまみを閉じ込めたリゾットには、十六穀米を混ぜ込み食感のアクセントをつけました。
魚介とトマト、うまみの相乗効果をお楽しみください。

おいしくてからだに優しい料理が食べたいときにぴったりなシェフお手製のリゾットです。
自分へのご褒美に、健康を気遣う方へのプレゼントにもおすすめです。

 

日本人の大事なエネルギー供給源、お米。
食べる量に気をつければ、腸内環境を整えてくれる味方です。
雑穀や玄米を加えるなど、上手に活用しましょう。


参考文献

 

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